去年の12月18日と今年の12月18日

曜日で言えば、火曜日・水曜日なので違いますが、日時で言えば、

去年の12月18日は、抗がん剤を初めて受けた日でした。

子宮体がん１ＡＧ１でありながら、腹水細胞診陽性ということで、抗がん剤をした日です。
前日入院した時は、びくびくしながらも穏やかに過ごして、抗がん剤当日、点滴の針を刺しに来た若い先生（主治医と同じくらいらしいけど）
にもし、点滴漏れたらわかりますよね？大丈夫ですよね？って聞いてしまいました。（その先生の針刺しが信用できなかったともいう）

吐き気止めの薬やアレルギー防止の点滴からはじまり、パクリタキセル、カルボプラチンと抗がん剤の点滴を受けるとき、
看護師さんが、フェイスシールドに防護服で現れ、抗がん剤というものは劇薬なんだと改めて実感。

５時間ほどかけて点滴が終わり、意外に体がなんともないことに、抗がん剤＝吐き気や気持ち悪さをイメージしていた私は少し拍子抜けしました。
次の日も、朝から院内散歩に出かけ（このころは、コロナなんてなかったから）退院するまで、特に体調に大きな大変さはなかった。
退院後だんだん体の痛みや痺れ（ピリピリする痺れではなく、じんじんする痺れ）がやってきました。

１年後の昨日、お昼の情報番組である商品の紹介をされたようで、その商品を私の働くところでは、ネット販売していたため、
数分の間に信じられないくらい売れてしまい、在庫システムが悲鳴を上げた・・・・在庫システムだけでなく、従業員の私たちも悲鳴を上げました。
なにが、どうなってるの？おそるべし、テレビの影響。

てんやわんやでなんとかその日の発送をみんなで終わらせ、無事１日を終える事が出来ました。

１年前は、抗がん剤を受けていた私でしたが、１年後はてんやわんやで仕事ができている幸せ・・・（仕事中は、いろいろあるので、イライラすることも多々ありますが）
今、抗がん剤を頑張っている皆さん、これから抗がん剤を受ける皆さん、抗がん剤を受けないといけない現状は、悲しくやり切れない思いがいっぱいあるけど、
数か月後の自分、１年後の自分、数年後の自分が笑って暮らしていける一つの選択です。乗り切ってください。

今日、買い物から帰ってきたら、こんなお客さんが居ました。

カモシカさんです。どんだけ田舎に暮らしてるかって・・・・💦